ここ最近はシステムユーザーさんのご紹介で
このブログを知ったという方も増えており、
日に日にお問い合わせ件数も増大しています。
学生さんから70代の方まで、
本当に幅広い年齢層の方々にご愛読いただき、
そしてシステムをご活用いただき光栄に思います。
なかなか返信が追い付いていませんが、
しばらくお時間いただけますと幸いです。
それから、
icloudからご連絡いただいている読者様におかれましては、
メールエラーが頻発しておりますので、
icloud以外のメールアドレスをご指定いただければと思います。
それでは本題に。
昨日は「売り」で大きな利益を獲得できましたが、
今日も同じく「売り」で利益を出すことができました。
売りで利確した後、
もう一段下げたところで再び新規に売り建てるのは、
人間心理的にはなかなか困難ではないかと思います。
下げれば下げるほど、
「さすがにそろそろ上昇に転じるのでは?」
といった不安のほうが増幅するからです。
しかし現実はどうかというと、
不安に負けて売りからドテン買いに転じたトレーダーは、
そのまま下げの勢いに飲み込まれ、
最悪、破綻します。
勝ち組は常に少数派であり、
負ち組は常に多数派です。
人が買いたくない時に買い、
人が売りたくない時に売れるトレーダーだけが勝者となります。
下げて割安感が出て、
買いたくなるような局面で買うのは、誰もができることです。
誰もが買いたいと思う局面で買えば当然、負けます。
もちろん相場の大半はレンジなので、
多くの場合、下げたところで買えば高確率で勝てます。
しかし長期的にみれば、負けていきます。
勝つためには、
人間のメンタルと逆行する行動が必要になります。
人間として当たり前のメンタルに従っている限り、
多数派から抜け出すことはできません。
みなさんと共有している運用システムでは、
昨日に下げたところで売り、
そこから更に下げたところで、今日も売りました。
結果的には、どちらのトレードも勝てています。
このように、
裁量であればメンタル的に難しいトレードも、
自動売買であれば淡々と平然とこなしてくれます。
一切のメンタルを入れず、
そして一切の感情を入れず、
ただただ機械的に、
純粋に確率に則って動いてくれるところがまさに、
自動売買のアドバンテージかと思います。
だからこそ、
自動売買をやるからには
マシンに「任せ切る」という覚悟が必要になります。
中途半端に裁量介入することが最も非合理で、
最たる愚行であることは言うまでもありません。
幸いなことに、
そんなユーザーさんは殆どいらっしゃらないので、
全員で同じパフォーマンスを叩き出すことができています。
しかし世間一般では、
自動売買をやっておきながら中途半端に裁量を加えて、
全く期待値どおりの成果が得られず、
空回りしているトレーダーが大半を占めています。
そもそも「時間」を得るために自動化しているのであって、
そこに時間を割いているのであれば、
自動化する意味がありません。
特に逆張りトレードの場合には、
四六時中チャートをチェックしておかなければならないので、
たとえ自動化したとしても、
時間も精神も、
チャートに拘束され続けるのではないかと思います。
順張りトレードの場合は逆に、
暴騰や暴落こそ美味しいので、チャートを気にする必要もありません。
金融ショックに恐怖するのではなく、
金融ショックを歓迎できるところが本システムの強みです。
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<お知らせ>
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今後も英知と利益を共有していきたいので、
ご投票いただけない方はここでご退室願います。
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ここ最近は、
「トレード」というより「お金」について書くことが多いですが、
人間の欲望と消費行動について、
今日はもう少し補足しておきたいと思います。
預貯金するリスクについてはこれまで書いてきたとおりですが、
しかし一方で、
投資を始めようにも先ずは軍資金がなければ話になりません。
軍資金を貯めるという意味で、
預貯金できるスキルは必要になります。
そして人間は、完全に2つに分かれます。
みるみる貯まっていく人と、
いつまでも経っても貯まらない人です。
前者には「投資」という選択肢が生まれますが、
後者はいつまで経っても投資を始めることすらできません。
両者はその思考回路に根本的な違いがあります。
貯めようと思っても貯まらない人は、
「収入にある程度の余裕がないと貯金なんて無理」
だと思っています。
これは防御本能による自己正当化に過ぎず、
一方で貯金できる人は、
余裕がなくても貯金が貯まっていきます。
貯金できない人は、
収入に余裕が必要と考えて、
収入を上げるように頑張ります。
しかし、
もし仮に収入を上げることに成功したとしても、
相変わらず貯金が貯まることはありません。
なぜなら、
「貯まらない」思考で生きているからです。
人々のキャッシュフローは、
その人の収入と支出で決まります。
入ってくるお金と、出ていくお金の攻防です。
このとき貯金は、次の式で表されます。
数式A: 収入ー支出=貯金
収入から「必要な支出」を差し引いて、
「残った分」を貯金に回すという考え方です。
これは、
貯金できない人の典型的な思考回路です。
上記の数式Aは、
移項によって次の式に置き換えられます。
これは小学生でもできる変換です。
数式B: 収入ー貯金=支出
収入から「まず貯金」する分を差し引いて、
残った分で支出を遣り繰りします。
これは、
貯金できる人の典型的な思考回路です。
両者の違いは、
貯金に対する優先順位です。
先ず貯金するのか、
貯金を後回しにするのか。
この優先順位の違いが、未来の明暗を隔てます。
貯金できない人間は、永遠に投資もできません。
軍資金がないからです。
貯金できない人間は、
収入から「必要な支出」を差し引いて、
最後に残った分を貯金に回そうと考えますが、
最後に余力が残ることはありません。
永遠に、その日暮らし。
給料日を指折り数える人生です。
数式AとBには、殆ど違いがありません。
数式A: 収入ー支出=貯金
数式B: 収入ー貯金=支出
ほんの少し、
思考を変えるだけで、
その先の人生は激変します。
これはある意味、希望かもしれません。
いつからでも、
どこからでも、
誰にでもチャンスがあることを意味するからです。
この数式変換は、万物に通じています。
貯金できる人は、
貯金は自ら生み出すものだと思っているので、
収入が少なくても貯金できます。
貯金できない人は、
収入に余裕がないと貯金できないと思っているので、
収入が増えても貯金できません。
貯金できる人は、
時間も自分で作るものだと知っているので、
忙しくても時間を作れます。
貯金できない人は、
時間は作れないと思い込んでいるので、
いつも忙しそうにしています。
忙しくしている自分がカッコいいと信じているのです。
当然この風潮も、
敗戦後の資本主義社会で刷り込まれた洗脳です。
上に立つ者にとって、
身体を酷使して働いてくれる労働層は都合がいいのです。
世の中には2種類の人間がいます。
仕事ができる人間と、できない人間です。
仕事ができる人間は、何をやっても早いです。
如何に前倒しでできるかを考えているので、
上司から仕事を頼まれた時には、
その仕事は既に終わっています。
自分の思うがままに時間を作ることができます。
結果、
人より多くの仕事をこなしていながら、
人より暇そうにしています。
仕事ができない人間は、何をやっても遅いです。
如何に先延ばしできるかを考えているので、
上司から「あれはまだ?」と催促されます。
全く時間に余裕がありませんが、
本人はそれがカッコよくて気に入っています。
早く終わらせてしまうと、
また別の仕事が降ってくるのが面倒だからです。
結果、
人より仕事が遅い上に、
人より忙しそうにしています。
仕事ができる人間と、できない人間。
どちらが出世するかは言うまでもありません。
そしてどちらのデスクが整理整頓されているかは、
やはり言うまでもありません。
どちらが貯金できる人間で、
どちらが貯金できない人間であるかも、
やはり言うまでもありません。
時間についても然り。
頭の中に描いている「数式」の違いによって、
5年後の未来は180度変わります。
仕事ができる人間は、
人よりも早く出世し、昇給し、
時間も生まれ、人脈にも恵まれ、
貯金も貯まり、投資という選択肢も生まれ、
人生の選択肢はみるみる加速していきます。
仕事ができない人間は、
一生窓際族で終わり、
忙しい割に昇給もせず、
時間のルーズさが人からも嫌われ、
貯金もできず、投資のスタートラインにすら立てず、
一生ラットレースを走り続けるという選択肢しかありません。
勝敗は、やる前から決まっています。
正のスパイラルを生きるか、
負のスパイラルを生きるか、
いつからでも、どちらでも選べます。
お金のない人間が、
有り余る大金を手にしたとしても、
お金持ちになれる訳ではありません。
月収1000万を超えようと、
やはりお金持ちになれる訳ではありません。
預貯金が1億を超えようと、
やはりお金持ちとは言えません。
マネーリテラシー。
つまりマインドが貧乏だからです。
貧乏のままで大金を手にしても、
貧乏な人生を生きることになります。
頭の中の数式、
そしてマインドを変えない限り、
お金持ちにはなれません。
マネーリテラシーのないままで、
トレード必勝法を手に入れたところで、
やはり貧しいままです。
逆にいえば、
現時点で貧しい状況であっても、
今日からお金持ちのマインドで生きれば、
今この瞬間から着実にお金持ちへ近づけます。
どこに優先順位を置くかです。
それで数式が決まります。
私の場合は欲張りなので、
「お金と時間」の両方に優先順位を置きました。
結果として、
自動売買システムのみで十二分に暮らせています。
強いて言えば、
「お金よりも時間」に優先順位を置いています。
お金は二の次。
時間つまり命こそが最優先です。
生まれた瞬間から、
死へのカウントダウンは始まっています。
限られた命を、どう生きるかです。
残された時間を、どう楽しむかです。
敗者の数式はこうでした。
数式A: 収入ー支出=貯金
収入から「必要な支出」を差し引いて、
残った分を貯金に充てるという考え方ですが、
ここでいう「必要な支出」には、
多分に「余計なもの」が含まれています。
だからこそ、後には何も残りません。
たとえ収入が増えたとしても、
やはり後には何も残りません。
収入が増えているにも関わらず、
貯金が増えることはありません。
なぜなら収入が増えた分だけ、
「余計なもの」が増え、支出が増えるからです。
一般的には、
月収100万を超えると裕福と思われがちですが、
年収1000~1500万前後の世帯が最も貧乏です。
その上、時間もないので心に余裕もありません。
見栄を張って中途半端な高級車を買ったり、
いい家に住んだり、人付き合いでも見栄を張り、
子供も名門校に通わせたりで、家計は逼迫しています。
ちなみに私が親しくしている友人はみな、
年収ではなく月収が数千万のプレイヤーばかりなので、
中途半端な高級車なんて絶対に買いませんし、
人付き合いに奮闘することもありません。
買うなら超高級車ですし、
付き合うなら極々少数精鋭とのみ、深く交友します。
みんな暇しているので、
いつでも集まりたいときに集まって、
みんなでワイワイ楽しんでいます。
サラリーマンをやっている限り、
年収数千万が限度ですが、
年収億単位の世界まで突き抜けるには、
たとえ10倍頑張ったとしても無理です。
その前に肉体が限界を迎えます。
マネーリテラシーのない人間は、
収入を増やすために、
働く時間を増やそうとしますが、
働く時間ではなく、
働き方を変えないかぎり、
事態が好転することはありません。
そして「働き方」を変えるには、
「考え方」を変える必要があります。
それが、数式です。
そして、
お金持ちになるために、
避けては通れない法則があります。
それは一般に、
「パーキンソンの法則」と呼ばれています。
そしてこの法則には、2つの法則が定義されています。
【第1法則】
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
【第2法則】
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
これらは宇宙の法則といっても過言ではないので、
よほど意識しない限り、この法則に則って生きることになります。
それが何を意味するか、もうお察しのとおりです。
パーキンソンの法則のままに生きている限り、
資本主義社会の奴隷として、敗者を生きることになります。
敗者は常に多数派です。
多くの仕事人は第1法則に則り、
成果品の締切ギリギリになるまで仕事を終わらせることができません。
そして収入が増えれば同じだけ支出も増え、
マーケティングによって購買意欲を刺激され続け、
余計な買い物、無駄な支出は膨張し続けます。
本当のお金持ちになれるのは、
この法則に抗い、それを克服した人間だけです。
「パーキンソンの法則」の真逆をいく人間だけが、
勝者として少数の側に回れます。
収入が上がれば、支出が増える。
これはやむを得ないことかもしれません。
少しずつ贅沢を増やして、
生活水準を上げることは簡単ですが、
一度引き上げた水準を下げることは至難です。
基本的に、上がっていく一方です。
だからこそ、
年収1000万世帯は総じて貧乏です。
生活水準を上げることなく、
収入のみを引き上げていくことは、
並大抵のことでは実現できません。
しかし実際は、
億プレイヤーはみな、
パーキンソンの法則を克服して、
お金持ちになっています。
億トレーダーにしても然り。
どれだけ稼いでも、物欲がない人が殆どです。
お金に対して無頓着です。
無駄な遣い方をしないからこそ、
財を成してきたとも言えます。
もっと言えば、
億トレーダーの多くは、
「お金」が好きなのではなく、
お金を「殖やすこと」が好きなだけであって、
純粋なIQ戦争に楽しさを見出しているに過ぎません。
だから、これといって買うモノもありません。
逆にいえば、
「アレを買いたい」からお金が欲しい。
「お金が欲しい」からトレードで稼ぎたい。
というトレーダーはちょっと危険かもしれません。
どれだけ稼いでも、
お金は殖えないままに終わる可能性があります。
「稼げる=お金持ち」
の結び付けが既に誤っています。
預貯金は、
切り崩されるのを待つだけの運命です。
1億の預貯金があったとしても、
マネーリテラシーがないのであれば、
貧乏であることに変わりありません。
守る術、殖やす術を持たないのであれば、
着実に減っていく一方です。
とはいっても、
せっかくトレードで稼いだのであれば、
少しは遣いたくなるのも無理はありません。
お金はそもそも、遣うためにあるものですし、
遣われない限り、紙切れ同然です。
そしてトレーダーはみな、
お金を「稼ぐため」にトレードしているのではなく、
お金を「遣うため」にトレードしているに違いありません。
しかしここで一歩踏みとどまって、
「パーキンソンの法則」を克服しておく必要があります。
みなさんと共有している運用システムでは、
2024年だけでも元本6倍超えを実現できましたが、
6倍といわずコツコツと年2倍を維持したとしても、
3年で約10倍になります。
6年で100倍です。
これが複利の凄さであり、
投資をやる意味ですが・・・・・
例によって多くのトレーダーは、
パーキンソンの法則に従い、
利益を欲望のままに遣ってしまいます。
どれだけ稼いでも残高が殖えないので、
複利の恩恵も受けられません。
つまり、投資をやる意味がありません。
そこでもし、
パーキンソンの法則を克服し無駄な支出を控え、
3年だけ辛抱できれば、
今の10倍の収入が見込めるかもしれませんし、
6年だけ辛抱できれば、
今の100倍の収入が見込めるかもしれません。
利益が10倍違うと、別世界です。
利益が100倍違うと、もはや別次元です。
中途半端な遊びにお金を遣うぐらいなら、
3年後にその10倍遣って、
桁違いに豪遊したほうが有意義ですし、
もっと言えば、
6年後にその100倍遣って、
別次元の遊びに興じたほうが遥かに有意義です。
5000円のランチに散財するのであれば、
それを3年我慢して、
5万円のランチを日常にしたほうが、
全ての点においてあまりにも得るものが大きいです。
50万のバッグに散財するのであれば、
それを3年我慢して、
500万のバッグを手にしたほうが、
やはり全ての点においてあまりにも得るものが大きいです。
もっと言えば・・・・
50万のバッグは、3年後にはタンスの肥やしです。
低所得者ほど散財し、
低所得者ほどモノが増えますが、
本当は、低所得者ほど辛抱し、我慢し、
理想とする未来を思い描き、鮮明に想像し、
最大限に複利を活用して投資していく必要があります。
それができない場合は、一生ラットレースです。
一方で高所得者は、
所得に伴ってマネーリテラシーも高まり、
自然とモノも減り、人付き合いも減り、
その代わり、
「一生モノ」と呼べる本物だけにお金を遣い、
「生涯の友」と呼べる人間としか付き合いません。
とてもシンプルです。
トレーダーはみな、
お金を稼ぎ、お金を遣うためにトレードを頑張っています。
しかしお金を遣っている限り、
人生のステージが変わることはありません。
貧困層の中の小金持ち程度で終わります。
別世界、新世界、そして別次元は、
「パーキンソンの法則」を克服した先にあります。
相場が上がれば売りたくなりますし、
下がれば買いたくなります。
これは人間のサガです。
上がったところで買い、
下がったところで売るのは、
メンタル的に容易なことではありません。
パーキンソンの法則を克服するのもまた、
容易なことではありません。
収入が上がれば上がった分だけ支出が増え、
生活水準を引き上げてしまうのもやはり、
人間のサガです。
人間として、
人間らしく、
何も意識せず普通に生きている限り、
気付けば多数派の側に属すことになります。
気付いたときには、負けている。
それが多くの人々にとっての現実です。
だからこそ、
「考え」を変え、
「数式」を変えていく必要があります。
思考は数式を変え、
遣う言葉を変え、
付き合う人を変え、
お金の遣い方を変え、
時間の遣い方を変え、
人生を変えます。
「思考」が変われば、「人生」が変わります。
そして思考は、
今この瞬間から変えることができます。
それが希望です。
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます。
ブログ投票もぜひお願いできますと幸いです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!