昨日、一昨日と連日でトレード手法を公開していますが、
たいへん多くの反響をいただき本当にありがとうございます。
ハウスエッジによって強制的に勝率が低下したり、
あるいは複利によって、逆に残高が減ってしまったり、
みなさんご自身の実体験レベルで身に覚えがあるようで、
多数のご相談をいただき本当に嬉しく思います。
好調が続き残高が殖えたタイミングで、
取引数量を増やした途端に連敗が始まるのは、
偶然ではありません。
神に弄ばれている訳でもなく、
数学的に必然のことです。
こうしたトラップは、
正しい知識と技術で十分に対処可能です。
これからも相場の技術、知識、思考、
そして心を共有していければ幸いです。
現在非常に多くのお問い合わせをいただいており、
なかなか返信が追い付いていないのですが、
必ずご返信させていただきますので、
今しばらくお時間いただければと思います。
そしていよいよ明日、
1月3日にはリアル必勝法を公開させていただきますが、
この必勝法を正しく活用するにあたっては、
ハウスエッジ攻略法と、
複利損失回避法の2つを理解しておくことがマストになりますので、
まだ取得されていない方は前回の記事をご一読願います。
一昨日から難しい話が続いたので、
今日はちょっと息抜きということで、
相場業界というか、
情報商材の「闇」について触れておきたいと思います。
外部から圧力がかかってしまうので、
ここではあまり裏まで書けませんが、
支障のない範囲で控えめに書かせていただきますね。
まず結論から書かせていただきますが、
情報商材の99.9%は詐欺と思って間違いありません。
下手すると数千円で売買ツールが売られていますが、
信じられないことに・・・・
安いツールが飛ぶように売れているようです。
世の道理を考えていただければ自明ですが、
数千円のお金を払って、
何百万、何億というお金が舞い込んでくるでしょうか?
いつかは空からお金が降ってくると信じているトレーダーの多さに、
驚愕を通り越して泣けてきます。
あまりの情弱さに、
日本の未来までも心配になってしまいますが、
逆にいえばそれだけ社会が貧窮していることを物語っているので、
事態は思っている以上に深刻です。
本当にその必勝法とやらに再現性があれば、
1年もあれば億万長者になれそうな、
そんな高勝率を謳うツールが星の数ほど売られていますが、
「5億円を5千円で売ります」
と言っているのと変わりありません。
そんなアホ商材に飛びつく客の多さにも驚きですが、
そんな詐欺師が息絶えず成り立っているのはアホ客がいるからで、
騙される側の無勉強さにも責任があることは否めず、
結局はお互い様といった感じでしょうか。
挙句の果てには、
無料ツールも溢れ返っている昨今ですが、
「1億を無料で配ります」
という言葉を信じるトレーダーの多さには言葉を失います。
無料EAに希望を抱くというのは、そういうことです。
お金は、タダで手に入るものではありません。
労働の対価として受け取るか、
労働したくない場合には、
お金を払ってお金を稼ぐかのいずれかです。
稼ぎたい金額にもよりますが、
それ相応のお金を払う必要があります。
特に自動売買の世界は、
文字どおり「不労所得」を実現するためのトレード環境なので、
「労働したくない」というトレーダーが大多数を占めており、
こと情報商材の世界に関していえば、
「自動売買」というカテゴリーが最も悪質といっても過言ではありません。
お金を稼ぐためにお金を遣おうとせず、
お金を出し惜しんでいる人間に、
お金が空から降ってくることはありません。
お金のない人間に、
急に不労所得が舞い込んでくる。
そんなことは地球がひっくり返ってもあり得ないので、
まずはそんな夢物語を捨て去って、
目の前の現実を受け止めるところから始まります。
多くのトレーダーにとってのそれは、
お金を求めて、お金が減り続けているという現実です。
しかし情報商材に騙されるトレーダーはそもそも、
このブログをここまで読み込むこともないので、
どれだけ書いても意味がないといえば意味がないのですが・・・・
それを言ってしまうと元も子もないので、
情報商材の闇についてもう少し掘り下げておきます。
こちらのグラフは、
トレーダーであれば誰もが知る超有名サイトにて、
売上ランキングTOP10に輝いていたEAのバックテスト結果です。
GBPJPYを取引対象として、
利確も損切も15pipsで手仕舞う仕様のEAです。
面白いのは、
順張り逆張りどちらも行い、
レンジ相場とトレンド相場の転換点を自動で判定し、
その都度、適切と思われるロジックに切り替えられるようです。
どちらの相場にも適応するだけでなく、
きちんと損切りも執行され、
ナンピンなどもしない純粋な単発トレードで、
かつ「利確:損切=1:1」で純粋に勝率だけで挑んでおり、
非常に好感度が持てるEAです。
バックテスト期間は13年にも及び、
ティックデータのクオリティーも99%以上が担保されており、
スプレッドや証拠金の設定値にも問題なく、
もはや非の打ちどころがない、完璧ともいえるEAです。
2023年までのバックテスト期間を経て、
晴れて2024年1月に販売開始となったようですが、
販売開始後、
2024年1月から3月まで3ヶ月間のフォワード成績がこちらです。
ここからはバックテストではなくフォワード成績になるので、
購入判断を行う上で極めて重要な判断指標となりますが、
1月はフラット期間に入り、
増えることもなければ減ることもなく、
ほぼトントンで終わっているものの、
2月から好調期に入り、
3月も過去最高益を更新し、
このタイミングで業界でも話題になっていたので、
おそらく2月、3月にこのEAを購入された方が
相当数いらっしゃったのではないかと思います。
超有名サイトで売り上げTOP10入りを果たしているので、
利用者数は半端じゃありません。
2月、3月のフォワード成績で確信を得て、
4月からリアル運用始めたトレーダーさんも相当数いたのではないかと思います。
そして、4月以降のフォワード成績がこちらです。
4月から12月まで、
実に8ヶ月もの間、ほぼフラット期間というべきか、
それまで積み上げた27万の利益は目減りしているので・・・・
4月以降に運用開始したトレーダーは、
間違いなく全員がマイナスになっているはずです。
全体を通してみると、こんな感じです。
バックテストからフォワードテストに切り替わって以降、
その状況は一変し、
勝てるはずの手法は、
全く勝てない手法へと様変わりしています。
このEAは、
なんとかフラットを保てている分まだ優秀かもしれませんが、
これから右肩下がりへ変貌していくのも時間の問題かと思います。
そしてやがて掲載終了し、
また新たなEAが無数に登場し、
たまたま好成績を残したEAが爆発的に売れ、
多くのトレーダーが破綻する。
この繰り返しです。
EAの母数が星の数ほどある以上、
たまたま偶然にフォワードで好成績を打ち出すEAが誕生するのは必然です。
しかしそんな運が長続きしないこともまた必然です。
偶然に惑わされ、必然的に破綻する。
これが商材業界の闇ともいえる業界構造です。
そして上記のEAがこれから再び好調を取り戻して、
過去最高益更新を願うトレーダーも多数いるかと思いますが、
問題は、そこではありません。
最大の価値は、お金ではなく時間にあります。
仮にここから奇跡的に挽回できたとして、
1年もの時間を喪い、
更には1年もの間、お金を拘束されていることになります。
その損失は、
金額では計れません。
トントンで終われているし、
そこまでマイナスになった訳ではないから、
まぁいっか。
ということにはなりません。
視えないモノを、失っています。
命という、時間です。
ちなみにこのEAは、
39800円が50%OFFということで、
19800円の価格で販売されていました。
数千人ものトレーダーが、
この19800円に飛びついたのではないかと思います。
たしかに13年間のバックテスト結果と、
フォワード開始直後の3ヶ月間の成績だけを見れば、
飛びつきたくなるのも無理はありません。
しかし繰り返しになりますが、
「2億円を2万円でお譲ります」
と言っているようなものです。
結果として、
2万円で夢を買ったトレーダーの全員が、
1年もの歳月を失っています。
そして彼らはおそらく、
また懲りることなくランキングTOPの安いツールに手を出して、
またもやお金と時間を失っていきます。
そして気付けば、
お金も時間もない老後が待ち受けています。
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バックテストで完璧な右肩上がりの直線を描くシステムが、
フォワードになった途端に通用しなくなるのは、
よくある話というより、必然です。
偶然ではなく、必然です。
ではなぜ、
フォワード直後の3ヶ月間は良好な成績を打ち出せたのか?
それは偶然であり、
たまたま運が良かったというだけの話です。
わずか3ヶ月だけ神が味方してくれたというだけで、
このEA作者さんは数千万レベルで儲かったのではないかと思います。
相場はいつも気まぐれで、
常にランダムで、いい加減で、
そして時代とともに変化し続けています。
13年ものバックテストは確かに立派ですが、
バックテストに大した意味はありません。
もっといえば、
フォワードテストにすら、何の意味もありません。
未来の結果だけが、全てです。
私がみなさんと共有しているシステムでは、
実際に未来に向かって成績を共有し、
同じ運用パフォーマンスを実現してきました。
世間に溢れている商材のように、
バックテストやフォワードテストを誇張しているEAとは、
根本的に次元が異なっていることを実感いただけているかと思います。
そして今年もまた、
未来へ向かってシステムを走らせていきます。
1月6日より再稼働予定ですので、
全員で楽しみながら勝ち進んでいきましょう!!!
世間に溢れているEAはいずれも、
過去のバックテスト結果を堂々と掲載していますし、
世間のアホなトレード教科書には、
「バックテストは最低10年以上」なんて書かれていたりもします。
しかし真実として、
バックテストは何年やったって同じです。
バックテストそのものに意味がありません。
過去20年にわたって完璧だろうと、
過去10年にわたって完璧だろうと、
フォワードに切り替わった途端、破滅します。
EA作者がやっているのは、
カーブフィッティングに過ぎません。
如何なるフィルタリングも後付け論であり、
後出しジャンケンと何ら変わりありません。
幾重にもフィルターを重ね、
後出しジャンケンの腕を磨き続け、
いざジャンケン大会に出てみると、
全く刃が立たないというより、
後出しの反則負けで終わる。
それが現実です。
過去のデータに対してロジックを磨いたところで、
そのロジックは未来に通用しません。
車でバックミラーだけを見ながら、
時速100キロで走っているようなものです。
当然、即死します。
バックミラーでずっと直線が続いているのなら、
その先も数秒は直線が続くでしょうが・・・・
1分後にはコーナーに激突しています。
しかしテクニカルトレーダーの多くは、
テクニカル分析に頼り、バックデータに頼り、
完璧に上手くいくはずの必勝法をみつけては破綻しています。
その繰り返しです。
根本的に発想を変えない限り、
負のループからは抜け出せません。
完璧に勝てるはずのバックテスト結果がなぜ、
フォワードでは通用しないのか?
その理由は明確です。
勝てるように、ロジックを組んでいるからです。
相手がパーを出したときは、チョキを出す。
相手がグーを出したときは、パーを出す。
MA5がMA20を突き抜ければロングする。
ボリバン+2σにタッチすればショートする。
これらは全て、茶番です。
バックデータで勝てるようにフィルターを選んでいるのだから、
バックデータに対して勝てるのは当然です。
こういう時は、見送る。
こういう時は、ロングする。
こういう時は、ショートする。
こうしたフィルタリングはいわば、消去法です。
全てのチャートパターンをふるいにかけて、
負けるトレードを徹底的に排除していけば、
必然的に勝てるトレードだけが残り、
当然ながら勝率は向上します。
しかし未来は、ランダムです。
過去に通用したフィルターは、未来では通用しません。
しかし大多数のトレーダーはテクニカル分析に走り、
幾重にもフィルターを重ね、
エントリー条件は多岐に渡り、
ロジックは次第に複雑化され・・・・
高度化かつ複雑化されたロジックによって、
超高勝率な必勝法を編み出し、
そしてフォワードでお金を溶かし続けています。
後出しジャンケンの腕をどれだけ磨いても、
ジャンケンは強くはならないという真実に気付くまで、
その闇は続きます。
バックテストに胸を躍らせたところで、
そのバックデータは絵に描いた餅です。
バックテストには何の意味もありません。
フォワードテストにも、やはり意味はありません。
なぜなら明日の相場は、
既に今日とは違っているからです。
私はこのことに気付いて以来、
相場を分析することを辞め、
つまり相場予測を辞め、
技術によって利益を積み重ねています。
相場予測論ではなく、相場技術論です。
事前予測ではなく、事後対処です。
どんな波が発生するのか。
いつ発生するのか。
どちらの方向へ波が動くのか。
そんなことは、何も考えません。
予測することに意味がないからです。
波が生じれば、素直に波に乗る。
やっているのは、それだけです。
複雑化、高度化されたロジックとは対極にあります。
しかしシンプルだからこそ、本質に迫っているといえます。
そして本質だからこそ、廃れることはありません。
時代とともに廃れゆく流行ものとは一線を画しています。
だからこそ、
これまで全ての金融ショックを乗り越え、
むしろ金融ショックの度に大きな利益を獲得し、
時代とともに変化している相場に適応し続けてきました。
適応そして順応できているのは、
予測していないからです。
予測できないからこそ、
対処力、対応力、つまり技術によって、
相場に反応し、相場から利益を勝ち獲っています。
今年もどんな相場になるのか、
全く未知数で、全く分かりません。
しかし分かる必要はありません。
大暴落も大歓迎です。
分かろうともしていません。
対処するのみです。
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます!
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明日はいよいよ「リアル必勝法」を公開予定ですので、
是非チェックしてみてくださいね!





